淫欲の宴
童貞界の巨匠・MAKOTO兄貴の他界から1年…。友人と私は線香を立てに行った。道中、MAKOTO兄貴の母上に遭遇するというサプライズも挟みつつ、大きな事故もなく無事に到着。
思い出話やら、昨日行った結婚パーティーについて小一時間ほど話に花を咲かせる。
MAKOTO兄貴も天界で天使やエルフとアストラル合コン三昧とのことで幸せそうでございました。エルフツンデレ!エルフツンデレ!ってうるさいのなんのって。
しかしまぁ、長いようで短い一年でした。この間、私にどのような変化があったのだろうか?日常が去来する。アニメにゲームにリョクニー。友人が結婚し、家庭を築いていく最中、アニメとゲームに消費していく生活。そして52歳頃、心臓の発作の中狭いアパートで孤独死していくのだ…。
このままではいいはずがない!一昨日のゼミでも説教されたではないか。もっとお前は人と交流しなさいと。幸い手元には携帯がある。これを使えば…あるいは…うむ。
しかし、すでに人にどういうメールを送ればいいのかもわからなくなっていた私だ。メールなんて適当でいいじゃんといわれてもその適当がわからないのでありシューティングでとりあえずこの面は敵の弾を避けとけといわれてもできないもんはできん、そんな状態。
動物の究極的な目的を子孫の繁栄と考えると、恐らく一生機会のない私は動物としては異端分子であり、あまり価値のある個体ではない。となると、生きていても死んでいてもあまり関係ないのではないか?今死んだところで問題ないのではないか?と思う。まさに生きる屍。MAKOTO兄貴はその真理に気がつくのが早すぎたんだ。
すると翠星石(中略)そうだ、ペルソナをやろう。