パグナ・パグナ

今日も日課となったケロロ軍曹を借りに近所のツタヤへ行きました。

外から店内をふーっとみると、なんとまぁ同じ中学だったチャラ坊がオニャノコとレジで談笑をしているではないですか。この状態でケロロ軍曹をレジにもっていってみなさい。きっと「こいつwwwwwwアニヲタじゃねーかwwwwきめぇwwwwww」と思われることは避けられません。撤退!撤退!

急いで原チャに飛び乗ると、すごい勢いで発進です。スクランブルゥゥダァァァッシュ。しかし踏み切りで驚異的にすべり、おおこけ。周囲の人々がガン見。なんか強烈に言い訳したくなってきましたが、誰に、そもそも何を言い訳するのかもよく解らないので必死にスロットルを回します。しかし全然エンジンがかからない。

落ちつけ…………。心を平静にして考えるんだ…。こんな時どうするか……。2…3、5…7…11…13…17……19。落ちつくんだ…。『素数』を数えて落ちつくんだ…。『素数』は1と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字……。わたしに勇気を与えてくれる。

勇気よりもエンジンの回転をくれよ。とも思いましたがふと閃いて、一旦キーを挿しなおしてからスロットルを回す。ブロロロローブロロロロローブロロロロローッ!ぶっ飛ばすんだギュンギュギュン!なんとか動き出しました。勝った!だから何にですか?

そしてチャラ坊といたたまれない空気から逃げ出すように飛ばす飛ばす。すると、今度は車道にもかかわらずスリップしかけ、これには若干生命のクライシスも感じた。結局は近所にある、もう一軒のレンタル屋で無事ゲットいたしたので、この犠牲は無駄ではなかった・・・と思いたい。

さて、以前合コンに行って鬱死した、というお話をしましたが、どういうことか明日も合コンです。今日の一連の珍事は明日の合コンでの大惨事を予言していたんだ!

まずチャラ坊がオニャノコと談笑。これはそのまんまです。合コン中、チャラ坊が実権を握る。下手をするとレジの、つまりお店の女の子も華麗にミューテーションされるかもしません。

次にすごい勢いで発進し、すべる、こける。これはチャラ坊のアバレンジャーっぷりに業を煮やした私が、女の子とも喋ってみようと、キモチ前向きな姿勢をとってみたところ、空気が読めずに大失態を演じてしまうということに違いありません。そりゃ皆にガン見されます。

となると、最終的に無事ゲットしていたので女の子ともアレでナニということになるのでしょうか?期待してもいいんですか?ついに大人の階段を上ることになるのでしょうか?どうして世界から争いは消えないの?

まぁ、ケロロ軍曹も本当に借りたい巻は5巻と6巻だったのに、ピンポイントでそこだけ借りられていました。なので、しゃぁなしに7巻と8巻を借りて帰るという経緯がありなんだかなぁ、って感じです。

すなわち、合コンもなんだかなぁ、で終わる。で、家帰ってケロロを見、「夏美殿のツンデレっぷりだけはガチですなぁ!」とニヤニヤしつつ新番組のびんちょうタンを待つのです。