劇場版ライダー

oisi_ryokcha2006-08-07

施設の実習に向けて、オリエンテーションに行ってきました。同じゼミではあるがあまり話したことのない子と行きます。その子も男だったので気が楽といえば楽ですが、彼女がいるという私の住む村とは隔絶された社会の住民なので話はあまりかみ合いません。彼らの住む村ではお盆は彼女と温泉に行くのであり、コミケに行くわが村とは決して交わることがないのです。

そんな訳でさぐりさぐり話しながら30分ほどかけて施設に到着。担当の職員の方は人の良さそうな、スポ少で子どもにサッカーを教えていそうなおっさんで実に安心した。「施設のイメージはどんなものですか?」とか聞かれたが、自分の中で明確な持ちきれず、ふわふわした答えを言ってしまったので空気がおかしくもなったりしたものの、談笑も交えつつ小一時間ほど話を聞いたのでした。

オリエンテーションも終わって帰る途中、施設内ですれ違う子どもの可愛さは異常、かわいいは正義といわざるを得なかった。だが最寄の駅まで行くバスが10分ほどこないためまた変な空気になる。

んで、京都駅で別れた私はささくれた精神を癒すためにメイド喫茶に向かうのでした…。道がわからなくなったので途中数回ばぬーらにメールで問い合わせる。ばんさんマジ㌧クス。

噂にたがわぬ魔窟っぷりに、コミケ村の村人の私は恐怖におののくしかなかった。何この…何…ポスター?マリリンマンソン?マリリンマンソンと申されても借金を取り立てるスタンドの方しか知らない私はアウェーとしか言いようがない。帰ろうかと思っていた頃メイドさんがやってきてまたも小一時間ほど談笑。

まぁ空気が読めないのでメイドさんには苦痛につぐ苦痛だったんだろうがな。なんか俺が帰るとき別のメイドに泣きつくように抱きついてたし。泣きつきで抱きつきですよ。まぁ、喋ってた内容の2/3はメイドさんの仕事上の愚痴だったのも謎。そんなこと彼氏にでも言ってくれ。とも思ったが。

ここで心弱き民は「こんなに自分のことを晒すだなんて、フラグがたったんじゃないかしら?」と思いがちであるが、妄想界の重鎮にはこれくらい余裕の回避です。

「お客さんおしゃれですねー」だと!?馬鹿な…。俺がおしゃれで男前ならそもそもメイド喫茶に行かず、お盆には彼女と四国あたりに温泉でも浸かりに行くか、海に行く。だが現実の俺の海は、海は海でもネットの海。

メイド喫茶から出て、ソフマップに行く途中の鏡に映った自分のツラの醜さに絶望的な気持ちになってきた21歳の夏。こんな子も持ち上げてリピーターにしなくちゃいけないメイドさんはマジ大変ですね。ソフマップ装着変身ガタックを購入した私はとぼとぼと駅へ向かう。

カップルの乗った自転車に、私の鞄がぶつかった。ケタケタ笑うカップル。早くコミケに僕を連れて行ってください。